管理方法
学名 Kalanchoe blossfeldiana
英名 kalancoe
和名 ベニベンケイ
科名 ベンケイソウ科
属性 カランコエ属
性状 多年草(多肉)
原産地 マダガスカル


水やり 水やり 水やり 水やり

水やり
水やり 水やり 水やり










肥料を与える前の注意点



植え替えをする時に使用する土

















水やり
植物を育てる中で1番大切な作業です。
足りないと枯れてしまい、やりすぎると根が腐るのでタイミングに注意してください。

土の表面が乾いたら、鉢底の穴から水が出てくるくらいたっぷりと与えてください。

夏場は暑い時間を避け、朝か夕方の涼しい時間に行なってください。

長期間水やりができなかった場合
土がカラカラになってしまうと水をあげても隙間から流れ出て吸収しません。

バケツに鉢の7割程度が沈むようにして重たくなるまでつけてください。

バケツから出したら日陰に半日くらい置いてください。

葉水(ジョウロやノズル、霧吹きで軽く葉を濡らす)
ダニ類は水を嫌うので、葉水を行なうとかなりの予防ができます。
ハダニは葉の裏についていることが多いため、葉の裏にもかかるように行なってください。

暑い時期に行なうと、植物が元気になり、土の乾燥も抑えられます。冬の室内も空気が乾燥しているので、たまに葉水を行なってください。


頻繁にやりすぎると、カビやアブラムシの原因になります。





水やり
肥料は多すぎると根を傷め、少なすぎると株が弱くなってしまいます。
与える量、タイミングを間違えないようにしましょう。

与える時期
生育期となる4月〜10月は肥料が切れないようにしてください。

固形肥料を使用する場合は株に触れないように、液体肥料を使用する場合は濃度に注意してください。

準備する際の注意点
種類によって効果が現れる時期、期間、入っている養分が異なります。

いつ、何に効く肥料が必要なのかを確認して肥料を選んでください。    肥料   





水やり
日当たりの良い場所に置いてください。
日陰に置くと、色、形が悪くなります。

夏の注意点
強い光は葉焼けの原因になるので、直接日に当たる場所を避け、明るい日陰に置いてください。
切り戻して風通しを良くした方が夏を越しやすくなります。

冬の注意点
霜が降りる前に室内に取り込み、昼間は窓際、夜は部屋の中の方に置いてください。
暖房機の風が直接当たる場所は避けてください。




水やり
発見が遅くなればなるほど被害はひどくなっていきます。
普段から植物をよく見て、広がる前に対応しましょう。

害虫の対策
予防
草は害虫の住家です。草を減らし害虫の数を減らしてください。
対策
できるだけ早く消毒をし、他の植物と分けてください。
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主な害虫

害虫名 被害の
 多い時期
症状 対策
ハダニ 5〜10月 高温・乾燥で多発します。葉裏につき、被害が広がると葉が色あせます。 葉裏に強い水をかけたり、殺ダニ剤を散布してください。
アブラムシ 3〜10月 高温・乾燥で多発します。若い芽、つぼみ、葉裏につき、成長を阻害するとともに、病気の原因になります。 浸透移行性殺虫剤をまいたり、少量ならすりつぶしてください。
カイガラムシ 周年 葉裏や枝幹に発生して、液汁を吸い株を弱らせます。 成虫は殺虫剤がききにくいため、歯ブラシで根気よく落としてください。
ヨトウムシ 4〜11月 幼虫は花、芽、葉、茎などを食い荒らします。 夜行性のため、退治が難しいので、誘引殺虫剤が効果的です。
ナメクジ 4〜11月 花や葉を食い荒らします。はった跡には銀色の筋が残っています。 夜行性のため、退治が難しいので、ナメクジ用のスプレーや誘引剤を散布してください。

病気の対策
予防
花がらをこまめに摘み、花に水をかけないようにしたり、風通しを良くすると病気がおきにくくなります。
対策
病気を見つけたら、ほかの植物と隔離してください。

主な病気
病気名 被害の
 多い時期
原因・症状
うどんこ病 5〜10月 昼間乾燥し夜間多湿になると発生しやすいです。
新芽、新葉、つぼみなどが白く粉をふいたようになります。
灰色かび病 3〜12月 低温・多湿で発生しやすく、花がらや枯れ葉が残っていたり、風通しが悪いと発生しやすくなります。
花や葉がやわらかくなり、灰色のかびが大量に生えます。
スス病 3〜10月 アブラムシやカイガラムシの排泄物に繁殖します。
葉一面にススのようなカビが生えます。
立枯れ病 4〜10月 茎や根が褐色に腐敗し、やがてしおれて枯れます。発生したら病株は根ごと取り除き、土を消毒してください。




水やり
長いこと同じ鉢に植えておくと、根が詰まったり、腐ったりします。
1年に1回くらい土を新しいものに替えてください。

植え替えのタイミング

・鉢底から根がでてきた

・生育期に新芽が伸びない

・水やりの際に、水がなかなかしみ込んでいかない

このような症状が見られてきたら植え替えを行なってください。

植え替えの手順
1.土の準備
過失を嫌うので排水性、通気性のよい土を用意する。

2.植え替える苗の準備
古い根(黒くなった根)を取りのぞき、古い土をほぐす。

3.植え替え
鉢の1/3程度土を入れ、苗を入れ、隙間ができないように土を手で押し固める。
(鉢の上から2cm程度余裕があると水やりがしやすくなります)


4.たっぷりと水やり
鉢の底から水がでてくるくらいたっぷりと水を与える。

1回り大きな鉢か同じ大きさの鉢に植え替えてください。
大きな鉢に植えると乾きにくくなるので、根が腐りやすくなります。   
土





水やり
挿し木で増やすことができます。
5、6月が挿し木が行ないやすい時期です。


挿し木の手順
1.土の準備
清潔で、水はけが良く、肥料分のない土を用意し、たっぷりと水をかける。

2.挿し穂の準備
病気を持っていない株の若い芽を5cm程度の長さで切る。

 
挿し穂

3.挿す
挿し穂に傷がつかないように挿す場所に穴を開けて、挿し終わったら軽く水をかけ穴を埋める。

4.挿した後の管理
半日陰に置き、乾いたらノズルを使い軽く水をかける。




水やり
終わった花や伸びた枝をそのままにしておくと、病気などの原因になります。
こまめに手入れをしてあげてください。

花がら摘み
咲き終わった花をそのままにしておくと花の付きが悪くなる上、カビや病気の原因になります。
咲き終わった花はこまめに取り除いてください。

切り戻し
株が乱れたり、花が少なくなってきたら半分程度になるように切って下さい。




水やり
短日植物のため好きな時期に花を付けることができます。
自然に咲くのを待つと2月頃に花が咲きます。

短日処理
日に当たる時間が短くなると花を付けるため、箱などを被せ暗い時間を長くする事により、好きな時期に花を付けることができます。
1ヶ月程で花が付くので、付き始めたら通常の管理に戻してください。
つぼみの先が色付き始めたら通常の管理に戻してください。